ある程度筋肉がついてきたから大会に出てみたいけど、オススメの大会ってあるの?
筋トレに日々勤しむ皆さんの中にはこうお考えの方もいるのではないでしょうか。
結論としては、初心者が出やすいボディメイクコンテストはあります。
実際に複数回大会に出場した僕の経験談も踏まえご案内するので、
今回はフィジーク大会の団体を確認していきましょう!(※アマチュアの大会を想定しています)
※筋トレ歴5年、現役サラリーマントレーニーのナガライがお伝えします!
~ナガライ略歴~
・筋トレ歴5年(家トレ1年+ジムトレ4年)
・85kg→68kgの減量に成功
・初出場のフィジーク大会で上位入賞
フィジーク大会とは?
フィジークとはズバリ、「海パンが一番似合う男を決める大会」です。
だいぶはしょりましたが大まかには間違っていないかと思います。
フィジークに関する基本情報について、少し詳しく見ていきましょう。
フィジーク大会の起源
2013年アメリカ、Mr.Olymipiaという世界最大のボディビルディングの大会で初めて開催されたのがフィジークです。
その3年後、日本で初めて競技としてのフィジークを催行したのが、FWJ(Fitness World Japan)という団体です。
審査基準
先述の通り、日本におけるフィジークの火付け役であるFWJによるフィジークの審査基準は以下の通りです。
審査基準 | ポージングは体全体の形やバランス、適度な筋量をアピールし、パーソナリティー(個々の魅力)を最大限に引き出しているか。 |
各部位がバランス悪く発達していたり、ボディビルダーのように極端に筋肉量がある場合は減点の対象となる。 | |
引用元:https://fwj.jp/competition/mens-physique/
また、フィジークにおいてはFWJの次に認知度が高いと言えるJBBFは審査基準として以下を挙げています。
審査基準 | 前腕を含め腕が太すぎない |
細いウエストから直線的に広がる背中 | |
セパレーションがあり胸の厚みがありすぎない | |
ミッドセクションはハッキリ且つ溝が深い | |
シンメトリーがしっかりしている |
フィジークを開催している団体
現在日本では、以下の団体がそれぞれフィジークの大会を開催しています。
- FWJ
- JBBF
- APF
- NABBA
- ベストボディ・ジャパン
- SFF
- レモンクラシック
- イオリンピア
近年ではYoutuberのこんがりさんやなーすけさんが大会を主催されることもあり、
フィジークがこれまで以上にアツいカテゴリーになってきています。
フィジーク大会初心者にオススメの団体
結論としては、FWJをオススメします!
理由としては以下の5点です。
- 規定ポーズがフロント、バックの2種類のみで簡単
- 幅広く出場クラスが区切られている
- 開催日程が最も多く参加しやすい(2023年度実績:22都市25大会)
- プロモーションが豪華でテンションが上がる(個人談)
- 出場後にフィードバックを貰える(個人談)
特に、幅広く出場クラスが区切られている点は初心者にとってかなり嬉しいポイントです。
年齢や出場歴などで計8つのクラスに分かれており、また参加人数が多い場合、177cm以上などで区切られることも。
初心者の方は、生涯一度しか出場できないTrue Noviceに参加するのがイイでしょう。
一方で、他団体でフィジーク経験がある方がTrue Noviceに参加することができてしまうので、
全くの初心者同士の対決ではないと言う部分が惜しまれる部分です。
筋トレ自体は絶対評価(自分との闘い)ですが、フィジーク大会は相対評価。
この観点から考えると優勝を目的とする場合は戦略的に複数のクラスに併願するのは大いにアリです。
実際にTrue Noviceで4位だった方がBegginer(True Noviceに次ぐ入門クラス)で2位を獲得していることもあります。
(僕自身も同じような経験をしています)
また、歴史ある団体だけあって、FWJの演出は豪華です。
表彰式後にビーフ佐々木さんなど、ジャッジの方から適切なフィードバックが貰えるのもかなり貴重です!
フィジーク大会の注意点と心得
フィジーク大会に出るにあたり、最低限知っておきたい点を抑えておきましょう。
今回紹介するのは本当に最低限なので、詳しい内容は今度記事を出しますね。
ドーピングとフィジーク大会の規則
どの団体も、ドーピングを禁止しています。
大会に出場するからには、自分の健康のために限らず、
他に出場するライバルたちへのリスペクトのためにも、ドーピング、ダメ絶対!
あと「ドーピングやってんなぁ…」って人はパッと見でわかるくらい、副作用で乳首が飛び出してます。
いくら筋骨隆々でも、アレは正直かっこいいとは思いませんでしたね笑
参加費は安くない
FWJに初めて出る場合、1カテゴリーに出るだけでも大体5~6万円前後はかかると認識してください。
内訳は以下の通りです。
- FWJ加盟料(約1万円)
- IFBB加盟料(約9千円/IFBBはFWJの母体となる組織です)
- コンテストエントリー料(約1万円/1カテゴリー)
- サーフパンツ代金(約1万2千円~2万円/人気なサーフパンツは即完売が多く、二次流通では価格が高騰します)
- カラーリング代金(約1万円)
- ハイパーナイフ(約1万円/必須ではない)
相当お金がかかるのがフィジークです。
参加を検討している方はぜひご参考ください。
減量と日焼けのポイント
減量も日焼けも計画的に。
改めて記事を出そうと思いますが、一朝一夕で何とかなるものでもありません。
本気で勝ちたいなら、相応の努力と根性、計画性が必要になります。
ポージングの練習方法とその重要性
ポージング練習は絶対にやっておきましょう。
可能なら、パーソナルなどで大会経験者に観てもらうのがベスト。
都内だとレンタルスペースで大きな鏡があるスタジオなども多いので、
ポージング練習の場所に困ることはありません。
フィジーク大会初心者のためのQ&A
フィジーク大会に関するあるあるをまとめてみました。
他に知りたいことがあればぜひコメント欄で教えてください!
賞金や参加費の相場について
アマチュアの大会なので、基本賞金を出している団体はありません。
入賞者にはメダルやトロフィーが与えられ、優勝者には追加で粉飴・プロテインが授与されます。
ちょっと物足りないな…と思われるかもしれませんが、激戦を勝ち残り手に入れた入賞の栄誉はプライスレスですよ。
フィジーク大会の応援方法と雰囲気
僕が参加した大会はどれも雰囲気がよかったです!
身内だけでなく、凄いなと思った選手を応援する人も一定数おり、僕自身知らない方々にも応援していただけました。
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